「買ってすぐにフルモデルチェンジをしてしまった!!」
車好きにとっては耐えがたい衝撃ですね。というのも、マイナーチェンジ(一部の仕様変更)ならまだしもフルモデルチェンジをしてしまったら、外観までガラリと変わってしまうからです。マイナーチェンジの場合にはひと目見ただけでは違いがわからないことも多いのでまだいいのですが、フルモデルチェンジとなると「型落ち」ぶりが一目瞭然です! 国産車の場合は、フルモデルチェンジは5~6年の間に1回、マイナーチェンジはその間にちょこちょこと行われるという感じです。
では、型落ちモデルは100%査定額が低くなってしまうのでしょうか? 答えは「NO!!」です。モデルによっては型落ちでも査定額がそれほど落ちないものも多いです。落ちないケースをちょっとご紹介しましょう。
■ニューモデルが不人気で旧モデルの需要が高まった
これはかなり頻繁にある例です。スカイラインGT-Rはいい例で、R32というモデルの最終型「スカイラインGT-R 2.6 VスペックⅡ 4WD」に至っては、いまだに300万円後半(新車価格は526万円でした)で販売されているものも多いのです。これはR32の人気も高かったこともあますが、後継モデルの人気不振も一因となっているようです。R32のGT-Rのデビューが1989年で、最終型でも1994年デビューですから、実に13年以上落ちというモデルです。先ほどもご説明しましたが、「販売価格=査定額」ではないので300万円台の査定額がつくということはほぼありえないと思いますが、少なくとも同時期に登場した他車種とは比較にならないほど高い査定額をつけることはまちがいないでしょう。
■突然、人気モデルとなった
これはかなり「時の運」に左右されてしまうのですが、大ヒット中の映画やテレビドラマの主人公が乗っている……。そんな単純な要素でも型落ちだった車が突然の超人気モデルに昇格してしまうことがあります。当然ながら一時的に市場の需要は高まるため、業者も高く売れる時に、できるだけ多くのストックを確保したいということで、査定額も高めにしてくることが多々あります。このように旬の時期に車を査定してもらえば期待以上の査定結果を得られることはけっこうあるのです。
余談ですが、某イタリア車を乗っていた私の知人がそのモデルが大ブームの時に車を売ったのです。もともと中古車で購入した車(購入時点で15年前くらい前のモデルだったので新車としては手に入らなかったためです)だったにも関わらず、彼が購入した価格よりも高く売れた!? というのです。しかし、ほどなくしてブームは沈静化。そのイタ車の中古車価格も暴落。もちろん、査定額も暴落したわけです。これはかなりレアケースですが、こんなこともありえるのです。
トレンドには敏感になっておく、インターネットや雑誌などで人気モデルの動向は頻繁にすることが1円どころか何十万円も高く査定をアップさせる秘訣といえます。